岩見 真吾(Shingo Iwami)
所属
名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻
役職
教授
所属学会
日本生態学会、日本数理生物学会、日本エイズ学会、日本ウイルス学会、日本がん学会、日本応用数理学会、日本数学会
研究内容
2005年大阪府立大学工学部数理工学科卒業、2007年同大学院工学研究科電子・数物系専攻博士前期課程修了。その後、静岡大学創造科学技術大学院自然科学系教育部環境・エネルギーシステム専攻に編入し、1年間短縮して2009年博士(理学)を取得。2009年以降、日本学術振興会・特別研究員PD、科学技術振興機構さきがけ研究者を経て、2011年九州大学理学研究院生物科学部門准教授に着任。2015年には仏国のINSERMにVisiting Professorとして滞在。2021年より現職、名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻教授。iBLab (異分野融合生物学研究室)において、数理モデルとコンピュータシミュレーションを駆使し、異分野にまたがる生物学研究を進めている。
立木 佑弥(Yuuya Tachiki)
所属
東京都立大学理学研究科生命科学専攻
役職
助教
所属学会
British Ecological Society、日本生態学会、日本進化学会、種生物学会、個体群生態学会、日本数理生物学会
研究内容
2013年、九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の博士研究員を経て、2018年4月より東京都立大学(2020年に首都大学東京から改称)理学研究科助教。現在、日本学術振興会海外特別研究員として Department of Animal and Plant Sciences, University of Sheffield に滞在。生命の起源とそのロジックを探る進化生態学を専門とする。植物や動物、菌類の生活史戦略や種間相互作用に関して最適化や進化ゲーム理論を用いた研究を展開している。えこえぴ研究では、宿主と感染者の進化、共進化動態の理解を目指し、フィールドや臨床で検証可能な理論モデルを構築していく。
ユスップ マルコ(Marko Jusup)
所属
東京工業大学・科学技術創成研究院
役職
特任助教
所属学会
日本生態学会、日本数理生物学会
研究内容
Currently an assistant professor at the Institute for Innovative Research, Tokyo Institute of Technology, Japan. Previously, held a similar position for two years at the Center of Mathematics for Social Creativity, Hokkaido University. Served as Japan Society for the Promotion of Science (JSPS) postdoctoral fellow at Faculty of Sciences, Kyushu University from December 2013 to December 2015. PhD in Environmental Risk Management obtained in March 2012 from Yokohama National University. Also holding an MBA degree in Finance and Banking from Zagreb School of Economics and Management (ZSEM) earned in July 2008, and a BS degree in Physics and Mathematics from The University of Rijeka earned in Nov 2003. Started a research career in Feb 2004 at Rudjer Boskovic Institute (RBI), the largest Croatian national research institution. Over time contributed to multiple international scientific projects, including a multi-million euro Pan-European collaboration funded by the EU's FP6 and a large-scale Japanese GCOE program. Within ECOEPI trying to understand the effects of infectious diseases on host population dynamics and the co-evolution of infectious agents and their hosts.
山口 諒(Ryo Yamaguchi)
所属
首都大学東京・理学研究科
役職
日本学術振興会特別研究員PD
所属学会
日本生態学会、日本数理生物学会、日本進化学会、日本鱗翅学会、個体群生態学会、The Society for the Study of Evolution
研究内容
2017年、九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。博士(理学)。2017年4月より、首都大学東京理工学研究科に日本学術振興会特別研究員PDとして所属。理論モデルやコンピュータシミュレーションなどによる数理的手法を用い、生物多様性が形成されるメカニズムとそのパターンに関する研究を専門とする。特に、現在得られる配列および形質情報をもとにした、過去の集団状態の推定を目指す。えこえぴ研究では、都市化による生物の移動の変化と、それに伴う集団の遺伝的構造の変化に焦点を当てた生態学研究を展開していく。
久保 裕貴(Yuki Kubo)
所属
株式会社NTTデータ数理システム
役職
リサーチャー
所属学会
日本数理生物学会、日本生態学会、Society for Mathematical Biology, European Society for Mathematical and Theoretical Biology
研究内容
2018年、九州大学大学院システム生命科学府一貫制博士課程修了。博士(理学)。2018年4月より、株式会社NTTデータ数理システムに所属。大学院では、集団的合意形成や社会における意思決定を専門にし、社会学や経済学と生態学の接点を数理モデルやシミュレーションを用いて探ってきた。現在は、文化伝播や文化進化を題材に歴史学や系統学の知見を融合した研究を進めている。えこえぴ研究では、人間行動や社会の構造や規範が生態・環境に与える影響と感染症との関わりを調べていく。
布野 孝明(Takaaki Funo)
所属
九州大学大学院・システム生命科学府
役職
一貫制博士課程2年
所属学会
日本数理生物学会、日本生態学会
研究内容
2016年3月九州大学理学部生物学科卒業。現在、九州大学大学院システム生命科学府・生命理学専攻博士前期課程に在学中。数理モデルとコンピュータシミュレーション、統計的手法を駆使し、マラリア・デングウイルス・ヒト免疫不全ウイルスの個体間伝播に関する研究を行っている。気候条件や地理条件が感染症流行に与える影響を解明することを目指す。えこえぴ研究では、複数の宿主をまたがり伝播して行く感染症を題材に生態学と疫学の融合点を模索していく。